大塊径岩石・鉱石の定量供給、粗選別用
振動フィーダ
VF型・VFL型
振動フィーダは、大塊径の岩石や鉱石を定量供給しながら、スロットリップデッキで中小塊を粗選別する振動形式のフィーダです。
スロットリップデッキ方式のため目づまりをおこさず、効率のよい粗選別を行います。

特長
- 大塊径岩石、鉱石の定量供給ができる。 強力な振動モータ、又は発振機の送り出し作用で安定した連続供給ができます。振動モータの加振力調整や発振機の運転をインバータ制御する事で供給量を調整します。
- 目詰まりがなく希望する粒度で粗選別できる。 スロットリップデッキ使用のため目詰まりがなく、又、目開きを変えることによって希望する粒度で粗選別ができます。
- 不要物が除去できる。 プラントの機能を著しく低下させる残土もスロットリップデッキの働きで、あらかじめ除去し、破砕機などの各装置の最大稼働を確保します。
- ライナ交換は簡単。 内張りライナ、スロットリップデッキなどは、簡単に取り外し交換でき、耐久性を高めています。
- 堅牢、取扱いも簡単。 力学的に計算された無理のない構造で、堅牢、取扱いも簡単です。
VFL型振動フィーダ
VFL型振動フィーダは、振動モータに代えてインバータ制御モータを使用した発振機を装着し、振幅、加振力をアップさせたうえ、本体はトラフ両側の角に丸みをつけ全体をより頑丈堅牢な構造にしている点に特長があります。
これらの特長により、
・トラフへの泥土の附着が防止されている
・色々な形状の大塊径原石を粗選別可能です。
・能力が一段と向上し、大量の原石処理、泥土の選別が可能
となっております。
型式仕様
VF型
型式 | トラフ寸法 (幅×長)mm |
投入原石 最大塊径 (厚×幅×長)mm |
スロットリップ | 能力 t/h | モータ | 重量 kg | 適応する破砕機 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
目開き mm | 段数 段 | 動力 kW |
振動数/min | 最大加振力 kg | 振幅 mm ※ | |||||||
50Hz | 60Hz | |||||||||||
VF-900 | 900×3780 | 300×400×600 | 60~150 | 6~4 | 100~200 | 1.8×2 | 1500 | 1800 | 9000 | 2 | 3800 | 30”~36” |
VF-1203 | 1200×4240 | 400×530×800 | 60~150 | 7~5 | 150~300 | 3×2 | 1000 | 1200 | 11000 | 4 | 4700 | 36”~42” |
VF-1502 | 1500×4250 | 500×670×1000 | 60~150 | 6~4 | 200~400 | 4.4×2 | 1000 | 1200 | 14000 | 4 | 6000 | 48”~54” |
VF-1801 | 1800×5620 | 600×800×1200 | 60~150 | 6~4 | 250~500 | 7.5×2 | 1000 | 1200 | 20000 | 4 | 9000 | 60” |
- 無負荷時最大振幅
VFL型
型式 | トラフ寸法 (幅×長)mm |
投入原石 最大塊径 (厚×幅×長)mm |
スロットリップ | 能力 t/h | モータ | 重量 kg |
適応する破砕機 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
目開き mm | 段数 段 | 動力 kW |
振動数/min | 最大加振力 kg | 振幅 mm ※ |
||||||
VFL-900 | 900×3700 | 300×400×600 | 60~150 | 7~5 | 150~300 | 11 | 600~900 | 13000 | 7 | 4200 | 30”~36” |
VFL-1200 | 1200×4100 | 400×530×800 | 60~150 | 7~5 | 200~400 | 15 | 600~900 | 16000 | 7 | 5400 | 36”~42” |
VFL-1500 | 1500×4700 | 500×670×1000 | 60~150 | 7~5 | 250~500 | 22 | 600~900 | 25000 | 7 | 8400 | 48”~54” |
VFL-1800 | 1800×5150 | 600×800×1200 | 60~150 | 7~5 | 300~600 | 30 | 600~900 | 32000 | 7 | 11000 | 60” |
- 無負荷時最大振幅