軽比重物除去装置

パミスレーター

PUM型

細骨材の原料の中に、コンクリートに不適当な軽比重物質が含まれている場合、これらは取り除かなければなりません。
パミスレーターは、自然の力を活かした低ランニングコストとコンパクトな構造が特徴の、軽比重物質除去装置です。
木屑やゴミはもちろんのこと、水に浮かない生木、軽石、火山灰や火山礫、石炭屑なども除去して、良質な細骨材に生まれ変わります。

機能

水と共にパミスレーターに投入した原料のうち軽い粒子は、比重分離筒内で適正に調整された上昇流に乗って溢れ出ます。これをスクリーン(網目0.6㎜)に流し込み、軽比重物質は網上に残って除去されます。
網を通過したアンダーサイズは、比重分離筒の中で沈降した良質の砂と合流して、次工程の分級機に投入されます。
※ JIS規格による軽比重物質の定義『粒径5~0.6㎜以下で比重1.95の液体に浮くもの』
(粒径0.6㎜以下の軽比重物質は対象外です。)
※JIS規格による細骨材中の軽比重物質許容含有率
  コンクリートの外観が重要な場合   0.5%以下
  その他の場合            1.0%以下

型式仕様

型式 生産能力 t/h 筒寸法 mm 振動篩 対応する分級機
砂処理量 処理水量 型式 電動機
PUM-80040~5080~160φ800×1250HVSB-7270.85kW×2台KUC-303~305
PUM-105060~70140~230φ1050×1450HVSB-10271.65kW×2台KUC-365~366
PUM-130080~100280~370φ1300×1450HVSB-10271.65kW×2台KUC-367~369
  • 選別性能は、処理量及び原料への異物の混入状態(性状・量等)により変動します。
  • 仕様は予告なく変更することがあります。

設置例